頬のこけが気になる方へ〜
UPさて、前回ボトックス小顔編で書いたように、ただ小顔にするだけで良い方もいれば、もともと頬がこけていることがコンプレックスな方などはそれだけではやっぱり小顔効果には満足しません。
全体的にマイナスとプラスとのバランスが必要です。
エラが張っている方については特に「頬のこけ」をコンプレックスに感じている方も多いと思います。
外国ではアンジェリーナ・ジョリーのようにエラが張って、こけている顔のほうがセクシーと言われますが、今アジアで流行っている顔は、エラがなく顎が尖っている顔ですよね。
それを追い求める人も多いですが、自分の骨格でどこをプラスマイナスするかは十分考えなくてはいけませんよ。
スーパーモデルさんとかも頬がこけている方多いですよね。
大人顔には見えるし、カッコイイ印象です。
素敵だと思います。
ただ、幼く(若く)見せたい場合は、丸顔がお勧めです。
人は歳をとると、骨も脂肪も筋肉も痩せていきます。
もちろん皮膚も薄くなります。
そのため、組織が減った上、下に下がるという現象が起こります。
若い印象の方は頬のハリがあります。
若い印象にするには、ボリュームをコントロールしながら、全体的に下を向いているベクトルを上方修正する必要があります。
頬がこけている部位にボリュームを入れる方法としては、
当院では、ヒアルロン酸か脂肪かPRPが選べます。
ヒアルロン酸はボリュームが具体的にわかりやすい点がありますが、(入れたいだけ入れればよく、ボリュームがイメージしやすい)吸収性であるという点があります。
また肌が綺麗になったり引き締まる効果はありません。
脂肪は、生着率がまだまだ100%ではないのですが一度生着すると吸収されることはありません。
ただ、吸収壊死の影響でしこりができる可能性がゼロではないです。
また肌が綺麗になったり引き締めの効果はないため、皮膚の支持力がなくなりたるんでくると一緒に下垂する可能性があります。
PRPは、その人の細胞活性によって効果に差があります。
皆同じ結果にはなりませんが、一度修復されたものについては吸収されることはありません。
また肌が綺麗になり、引き締め効果もあります。
ボリューム治療になるため、ニューリバイブジータのほうですね。
院長は、もちろんPRPを選択しました。
目の周りにはニューリバイブを1ml
頬のこけにはニューリバイブジータを3ml 注入しています。
1回4mlなので、ニューリバイブに使用した分、右は少し量が足りませんでしたが、また半年か一年後くらいに微調整考えています。
自分で自分の顔に注入するため、ニューリバイブジータの活性物質については患者様に注入する濃度の約半分で行なっています。
通常は効果は半分ということになりますが、院長細胞活性が強いということと、少しずつボリュームを上げていきたいという点と、なんにせよジータは注入テクニックが非常に難しく細かいため、自分で自分の顔に打つのが単純に難しい。
ということで、濃度を下げています。
結果は参考程度にしてくださいね。
注入より約1ヶ月後です。
写真はスタッフのiphoneXによる撮影です。
PRPに関しては、今よりも3ヶ月後、6ヶ月後の方が引き締め効果が強く発揮されますので、これはあくまでも途中経過です。
まだすこし口周りが腫れてるくらいかも。
さらに顔のライン的にはひきあがる。はず。
自分の細胞を信じますー
before. after.
before after
before after
ニードリングとの組み合わせ。PRP? 幹細胞?
UPその開け方にコツがあることは以前お話ししました。
施術者によって差が出る技術なので、院長この方法が大好きなのです。。。
もっともっと効果を強めるためにはどうしたらよい?
と聞かれることもあります。
そう。再生医療なので、1回ですごい効果を出せる人もいれば、2、3回までは物足りなさを感じる方もいます。
6回越えてくると誰でもすごい効果を実感できます。
年齢など関係ありません。
・・・
そうはいっても、結果を急ぎたい。
もっともっと綺麗になりたいという気持ち。
わかります。
基本的にはニードリングを行なったのち、高濃度アドバンスビタミンAをイオン導入で入れていきますので、それで十分な気がしますが。
もっともっと効果が欲しい場合は、セラムペプチドをイオン導入で同時に入れていきます。
穴が空いているので入れたい放題です。
それ以上を希望される方にはPRPニューリバイブとの併用をお勧めしています。
塗る方法でも良いのですが、塗っても全てが皮膚の中に入ってくれるわけではないので、表面に残ってしまった細胞さんは死んでしまします。
もったいないです。
というわけで、当院では針で皮膚の中に注入し、その後ニードリングすることをお勧めしています。
お互いに活性を助長するので、お互いに相乗効果で効果が強く発揮されます。
いや。針で入れたら痛いし、内出血しても嫌だし。。。
という方は、塗るという形でも良いとは思います。
量としては塗る場合は、ニューリバイブハーフで十分だと思います。
幹細胞培養液は??という選択肢もありますが。
もちろん数多くの製品がでているのは、知っております。
当院のPRPは効果が強いので、他の人のサイトカインを使用するよりは、自分自身の細胞と自分自身の細胞が排出するサイトカインを信じた方が良いのでは??
とそちらをお勧めしています。
もちろん試してみたい方はご相談ください。
ちなみにニードリングという行為自体でサイトカインが大量に放出されますので、自分の細胞を信じて応援してあげましょう。
ニューリバイブと、ニューリバイブジータの違いは?
UPニューリバイブとニューリバイブジータの違いは何?
どう違うの?効果は?などいろいろと、質問を受けます。
まず、、、
ニューリバイブとは、自分自身の血小板血漿のみです。
つまり、自分の血液中の細胞がどれだけ頑張るかで結果が左右されます。
効果については、基本的にはハリと、肌質の改善効果と思っていただくといいと思います。
細胞活性によっては、時々ジータのような効果を得られる人もいます。
この注射は4ml ( フル)で、気になる目の下などに注入したのち顔全体に細かく注入し、全体的にハリと引き締め効果を狙う方法などがおすすめです。
全体を引き締めたい、小顔になりたい、ニキビ跡など肌を綺麗にしたいなどの希望に良いと思います。
目の下とか上だけなど、局所治療希望の場合は、ハーフサイズの2mlで大丈夫です。
ハーフの場合、料金は半分になります。
ニューリバイブジータは、自分自身の血小板血漿に活性化物質を入れます。
活性化物質とは、FGF(fibroblast growth factor )つまり、線維芽細胞増殖因子を添加します。
線維芽細胞はコラーゲンを作る細胞とお話ししましたが、それ以外にも多くの働きを有します。
FGFは自分自身も大学院生の際に、新型人工真皮とFGFの関係を研究しましたが、FGFの効果がかなり凄いです。
すごすぎて扱いが難しいのです。
じゃじゃ馬です。
結果を出そうと思えば添加量を増やせば良いというわけではなく、扱いは慎重に行わないといけません。
もちろんその他の細かな調整を行います。。
このあたりはテクニックがいるので、ニューリバイブジータは本当に施術者によって結果が異なると思ってもらって良いと思います。
こちらは、ニューリバイブの効果であるハリと肌質の改善効果に加えて、ボリュームを作り出すことができます。
(そう。このボリュームの調整が難しいのです。)
以前に提示している男の人のPRPモニターもそうですが、目の下など凹んだところにボリュームをだして、突出した眼窩脂肪はハリが形成されることによって突出が改善されるということです。
PRPは基本的には効果が長く持続しますし、逆に元に戻すことができません。
その分慎重に行う必要があります。
時々遠方より、PRPを行うために来院していただくのですが。
ニューリバイブを希望される方もいます。
「え!?飛行機乗ってまで来ていただいたのにジータじゃなくて良いんですか?」
というのはこういう理由です。
まだまだ??な部分多いでしょうか?
また少しずつ説明していきますね。
PRPって何?
UPというのが皆様からのお声でもあります。
少しずつお話ししたいかな。と思っております。
PRPとは[Platelet Rich Plasma]の略で、直訳すると血小板がいっぱい入っている血漿という意味です。
当院で用いているのは、正確に言うと、W-PRP で、それに白血球も入っています。
つまり、傷を治す細胞がたくさん入った血漿というわけです。
傷を治す細胞がなぜ大事かと言うと、血小板を中心に活性化させて用いることによってサイトカインという細胞を元気にさせる物質が大量に放出されます。
サイトカインにも色々な種類があるのですが、それはとりあえず置いといて。。。
それによって線維芽細胞が活性化され、コラーゲンを形成させると言うわけです。
傷を治すというメカニズムで皮膚皮下組織を修復してもらうイメージです。
また、当院では種類が2種類あります。
セルリバイブ、 セルリバイブジータと言われていたものですが、現在精製方法がさらに高まり
ニューリバイブ、ニューリバイブジータとなっています。
セルリバイブの時代より2倍細胞の抽出率が高まりました。
なので、ハーフサイズでも十分に効果が発現されます。
PRPというのは、一つの一般語で、医院によって作り方も精製方法も全く異なります。
例えば、テレビと一言で言っても4Kもあれば8Kもあれば、、、内容も色々な種類があるし、メーカーもそれぞれと言う感じですよね。
PRPもそう言う感じで、色々なメーカーの作成キットが発売されています。
当院のやり方は、メーカーのキットを使用していません。
医師自身が遠心分離機を使用し、生成しPRPを作成しています。
私のやり方は、京都大学の先輩である川添先生に指導していただき、取得しました。
その後も独自の進化をしているので、もう10年以上前になるかもしれませんがだいぶ変わっています。
以前は線で注入していたものが、最近は面で注入しています。
どちらかというと、その人その人の顔に彫刻をするような感じです。
削るのではなく、注入するわけですが。。。
その人の顔の構造を考えて、形を作っていく感覚です。
時々注入中の患者さんに、「先生は美術も得意なんですか?」と聞かれる時があります。
「いれ方が独特なの気づきました?鋭いですねぇ」と笑いあっていますが、美術が得意かと言われると、、、
正直よくわかりません。
小学校の頃はよく賞をもらっていました。。。って何年前。。。
恩師からは、変化を与えすぎ!若返らせすぎ!と怒られています。
恩師の教えは、やったかどうかわからない程度、少し元気そうな感じにすること。と教わったのですが
どうしても皆様の綺麗になりたいという希望が強いので、少しずつ改善を加えました。
なので、あのPRPを施行したスタッフの写真のような変化は恩師は好きではないと思うのですが。。。
すいません。師匠、でも基本は忘れていません。
ということで、
PRPはクリニック、つまり施術者によって、全く作り方や注入方法が異なっています。
ある意味手術に近い感覚です。
その上、個人の細胞活性(細胞が元気かどうか)によっても効果が異なってくるものです。
ヒアルロン酸のように溶かして元に戻すことができない、ある意味永続的な治療ですので、治療を行う際にはしっかりとカウンセリングを受けて、どこをどう修復したいのか、施術者はどういう感じで注入するのかを理解して行なってくださいね。
PRP注射してもらいました!
UP先月のお話になりますが、初めてPRP(多血小板血漿)をしてもらいました。