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京都大学教授の送別会に参加してきましたー

UP
 

3月は卒業シーズン。。。
新しい環境へと向かう方が増える時期であり、当院の予約もかなり目の二重や、ピアスが増えています。
この時期は少し違った自分で新しいことを始めようと思う方が増える時期です。

最近の傾向としては、まぶたの切開法が増えています。
時代とともに手術に対する受け入れ方も変わってきているのかな。と思う今日この頃。
今後のながーい人生をちゃんと見据えて、手術を受けることをお勧めしています。
不安があればちゃんと相談に来てくださいね。
たとえ埋没法でも手術は手術。
ちゃんとしたアフターフォローが必要ですよ。

さて。
当たり前のように今まで父のように存在していた、京都大学の教授が今年3月で退官です。。。
学生時代から、進路相談など実の父親よりも相談していました。
研修医時代も、「美容に興味がある。」と言っていた私に、
「美容だけをできる医師になってはダメです。形成外科医としてすべての治療に精通した延長に美容外科を学ぶべきです。専門医になりなさい。」とおっしゃっていただきました。
その結果、京都大学の研修施設でも、特に厳しいと言われていた二大巨頭にて研修を受けさせていただきました。
何度泣いたことか。。。
専門医取得後は、福井赤十字病院形成外科医長として上にたつ厳しさも学ばせていただきました。
その後も、福井まで来ていただき、「このままの状況で満足していてはダメです。もっと視野を広げるために、学位を取りなさい。研究という分野も学びなさい。」と大学院を勧めてくださいました。
京都大学医学博士となれたことも、教授そして、指導医、周りの先生方のおかげです。

その結果、それだけのことをしていただいたにも関わらず大学に残らず、「開業をしたい」と言った時は、「正直残念です。先生は大学に残ってアカデミックに生きて欲しかった。でも、まだ未開の分野に挑戦したいと思うのも先生の性格です。開業してもアカデミックに頑張りなさい。」と言っていただけました。
恩を仇で返したのに、暖かく見守ってくださいました。

そんな教授が退官、、、すごくすごく寂しいです。
退官した後も、もちろん交流をとり、なにか恩返しができればと考えております。



日記のようになりましたが、本当にありがとうございました。
今の私があるのは、教授、指導医の先生たちのおかげです。
これからも患者様に還元し、治療に精進いたします。


 
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