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昔と、最近・・注入物の入れ方にも変化が

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顔に入れる注入物としては、
よく聞くワードとしては、ヒアルロン酸だと思います。



昔は、ほうれい線や目の下など、ボリュームを作るために単純に窪んだ部位に注入するということが主流でした。
最近はMD Code (MeDical Code)といって顔の解剖と構造に基づき、立体的に顔を作るように注入するという動きが出ています。
つまり、ほうれい線に直接注入 + 頬骨上に注入し全体的にボリュームを上げることで下に落ちた脂肪を引き上げるという形で注入します。
その他にも、口の周りや、側頭部、下顎部などにも注入します。
30代の女性にも一回に9cc近く注入する医師もいると聞いて、私的にはびっくりです。

もともと顔の構造的には、靭帯のようなものが骨や筋肉から皮膚に向かって伸びています。
若い頃は、これがぴんっと張った状態に保たれているのですが、歳をとると筋肉も、骨も脂肪も、皮膚も全てが減少してきます。
ボリュームが全体的に落ちてくる&支持する靭帯が緩む&皮膚そのものも薄くなるという状態で老化が進行します。
怖いですねぇ。。。
靭帯が付着している部分が垂れ下がるため凹んで、目の下やマリオネットラインなどが浮き立つわけです
骨や筋肉や脂肪が減るならボリュームを増してあげると、再び引きあがる。というわけです。

この理論を聞いた時に。
あぁそうかぁ。当たり前だけど。そういうことか。としみじみ感じたのですが・・・
もう15年ほど前に初めてPRPをK先生から学んだ時、ほうれい線や目の下のくぼみだけに注入するのではなくて、頬骨のここにいれるとすごくいいよ。と学びました。
その時は感覚的なものでしたが。
そこから独学で改善していき、PRPを注入する際に、立体的に注入するようになりました。
感覚的なもので、頬骨や頬骨弓下部など、靭帯周囲に注入していました。
そうか、こういうことかと理解しました。(ちゃんと理論的に考えなきゃダメでしたね)
PRPはボリュームだけではなく、ハリをもたらすこともできるため、靭帯周囲に注入すると引き上げる力がものすごく強いのです。
その点は、ヒアルロン酸もそうですが、脂肪注入もハリはもたらすことができないため、ある程度のボリュームが出すぎると重みでやはり下に下がる感が少し気になるんですよね。
ヒアルロン酸に限っては吸収性なのでずっと入れ続けなければ、組織を拡張したぶんなくなった時のリバウンドが・・・
そういった点で、PRPは効果がなくならないという点ですごい強みだと思うんですよね。
注入テクニックはすごく難しいですが。。

注入系としては、ヒアルロン酸、脂肪、PRPといろいろありますが、それぞれに特徴がありますので、それぞれの特徴を理解し、皆様選択しましょうね。
日々進化です!!
 
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