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水曜日(休診日)の院長は…からのシミお話

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休みの日に何をして過ごされてますか?
家でまったりと過ごす方、お買い物や旅行など比較的お出かけが多い方などいろいろな過ごし方があると思います。
今はさくらんぼ狩りなど旬な遊びも良いですよね(*´꒳`*)


院長の水曜日は…
第1、第2、第3水曜日は竜王の近くにある日野記念病院に応援医師として勤務しています。
第4水曜日は、福井県済生会病院で乳房再建外来をしています。
…(*´-`)
そうなんです。基本第5水曜日しか休みがないのです。
年に数回…(p_-) むむむ

日野記念病院は、もともと京都大学にいた際の派遣病院で、週に一度お手伝い勤務をしてました。
約4,5年前になりますかね。
うーん。月日が流れるのは早いっ。

私が勤務した時には、1日平均2人程でのんびりとさせて頂いていたのですが、いつの間にか口コミが広がり今では約半年待ちの予約状況です。
治療内容は、主にIPLレーザーを主体とした美容皮膚科領域で、ニードリングとPRPは時々くらいで、手術は行なっていません。
しみ治療を中心に行い、数多くの肌体質と向き合ってきました。



シミの治療は、老人性色素斑(一般的なしみと言われているもの。表面に張り付いたような感じの色素です)は、比較的早期に綺麗になります。
かさぶたになるような強いレーザーをあてても綺麗に取れることが多いです。
でも再発や色素沈着のリスクもあるので、肌質自体を見極めて治療することが大事です。
後療法が必要な方もいます。

ただ、レーザー抵抗性のしみ。つまり、肝斑であったりADMと言われる真皮の深い部位にあるしみ。
こういったものはレーザー抵抗性で数回の治療で完全に消すことは難しいのです。

よく患者さんに何回やれば消えますか?という質問を受けます。
老人性色素斑のみであれば、早くて1回、平均2、3回多くて5、6回とも答えられる時もありますが、シミはそんなに単純ではなく肝斑やADMなどが混在している方が圧倒的に多いです。

ADMは強い照射条件が必要ですが、肝斑は強い照射条件では逆に濃くなります。(*´-`)
そのため、肝斑がある人には弱く深層まで届ける照射条件とする必要があり、数種類のレーザーをあてて反応を見極めていきます。
どちらかというと、シミの原因であるメラニンを作る細胞を弱らせ、肌の代謝を上げて自分の力で色素を押し出すような治療が必要なのです。
肌質自体を変える必要があるので、回数がかかりますし、個人差がでてきます。

そのため、2、3回あるいは5、6回あてても患者様の満足度に達せず、途中で治療を辞めてしまう方もいらっしゃいます。
その時は、私としては患者様をhappyにできなかったことをとても悲しく思っています。。

2、3ヶ月から半年に一度通って頂く事で、始めて会った時よりも若く綺麗な肌が保てます。
そう…レーザーやイオン導入は、シミだけではなく肌のハリや毛穴など総合的に綺麗にして見た目年齢を止めたいという方には最適なのですが、やはり1番大事なのは長いスパンでも継続することなのです。(老人性色素斑のみであれば単回治療も可能です)

現在、日野記念病院の私の外来では、新しい患者様はお受けせず、既存の患者様が満足するまで少しの間勤務を継続する予定でした…
が、ほとんどの患者様が定期的に、長い方では4、5年継続来院して頂いているため予約半年待ちが途絶えず現在に至ります。
「半年に一度先生に大丈夫と言ってもらえる事が、生活の一部になっちゃって」と言われると。。。「実は辞めます。ごめんなさい。さようなら…」とはなかなか言い出せず…休診日に頑張っちゃってます。
今は、年内の予約が埋まっているので、年内か春までに目処をつけなければならないかなぁとも考えています。

その為院長の休みはほぼ無く、ほんの少しの間?(多分)ですが、偶数週の日曜日を休診日にさせてください.°(ಗдಗ。)°.

勿論、最も大事な事は当院を信頼して来てくださっている私達の患者様に迷惑がかからないようにする事なので、あまりにも予約が入らず迷惑をかけるようでしたら、院長再び対策を考えます。

よろしくお願いしますつ\\٩( 'ω' )و ////
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