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PRPって何?

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PRPの問い合わせは非常に多いのですが、内容が難しくてよくわからない。
というのが皆様からのお声でもあります。

少しずつお話ししたいかな。と思っております。
PRPとは[Platelet Rich Plasma]の略で、直訳すると血小板がいっぱい入っている血漿という意味です。
当院で用いているのは、正確に言うと、W-PRP で、それに白血球も入っています。
つまり、傷を治す細胞がたくさん入った血漿というわけです。
傷を治す細胞がなぜ大事かと言うと、血小板を中心に活性化させて用いることによってサイトカインという細胞を元気にさせる物質が大量に放出されます。
サイトカインにも色々な種類があるのですが、それはとりあえず置いといて。。。
それによって線維芽細胞が活性化され、コラーゲンを形成させると言うわけです。
傷を治すというメカニズムで皮膚皮下組織を修復してもらうイメージです。

また、当院では種類が2種類あります。
セルリバイブ、 セルリバイブジータと言われていたものですが、現在精製方法がさらに高まり
ニューリバイブ、ニューリバイブジータとなっています。
セルリバイブの時代より2倍細胞の抽出率が高まりました。
なので、ハーフサイズでも十分に効果が発現されます。

PRPというのは、一つの一般語で、医院によって作り方も精製方法も全く異なります。
例えば、テレビと一言で言っても4Kもあれば8Kもあれば、、、内容も色々な種類があるし、メーカーもそれぞれと言う感じですよね。
PRPもそう言う感じで、色々なメーカーの作成キットが発売されています。

当院のやり方は、メーカーのキットを使用していません。
医師自身が遠心分離機を使用し、生成しPRPを作成しています。
私のやり方は、京都大学の先輩である川添先生に指導していただき、取得しました。
その後も独自の進化をしているので、もう10年以上前になるかもしれませんがだいぶ変わっています。
以前は線で注入していたものが、最近は面で注入しています。
どちらかというと、その人その人の顔に彫刻をするような感じです。
削るのではなく、注入するわけですが。。。
その人の顔の構造を考えて、形を作っていく感覚です。
時々注入中の患者さんに、「先生は美術も得意なんですか?」と聞かれる時があります。
「いれ方が独特なの気づきました?鋭いですねぇ」と笑いあっていますが、美術が得意かと言われると、、、
正直よくわかりません。
小学校の頃はよく賞をもらっていました。。。って何年前。。。

恩師からは、変化を与えすぎ!若返らせすぎ!と怒られています。
恩師の教えは、やったかどうかわからない程度、少し元気そうな感じにすること。と教わったのですが
どうしても皆様の綺麗になりたいという希望が強いので、少しずつ改善を加えました。
なので、あのPRPを施行したスタッフの写真のような変化は恩師は好きではないと思うのですが。。。
すいません。師匠、でも基本は忘れていません。

ということで、
PRPはクリニック、つまり施術者によって、全く作り方や注入方法が異なっています。
ある意味手術に近い感覚です。
その上、個人の細胞活性(細胞が元気かどうか)によっても効果が異なってくるものです。

ヒアルロン酸のように溶かして元に戻すことができない、ある意味永続的な治療ですので、治療を行う際にはしっかりとカウンセリングを受けて、どこをどう修復したいのか、施術者はどういう感じで注入するのかを理解して行なってくださいね。



 
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全切開+筋肉調整ではどのくらい腫れる?

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全切開を希望される方がやはり一番気にされるのは、腫れ。だと思います。
全切開で一番腫れるのは前回お話ししたように、基本的には筋肉調整を行なった切開です。
ですが、あくまでも一般論であり、腫れる腫れないには非常に個人差があるので、この写真の人が大丈夫でもご本人がどうなるかは、正直わかりません・・・

当院モニター制度は基本的にはないため、皆が気になっていても、症例写真をいろいろとお見せできません。
時々メールで症例写真をもっと見たい。と問い合わせをいただきますが。。
ごめんなさい。お見せできるものはありません・・とお答えしています。
なので、このブログで使用させていただいている写真のほとんどは私の知り合いだったり、スタッフに頼んで使わせていただいています。
でも、時々症例のモニターに使ってください。
と、言っていただける方がいるのでその善意に甘えて使用させていただいています。
なので、結果が良かったものを選んでいる。わかりやすいものを選んでいる。
というわけではなく本当にたまたまこういう結果だったという形でみてくださいね。
また、画質に関しても送っていただいた画像をパソコンから携帯でパシャっととっているのでめちゃくちゃ悪いですが、、雰囲気を味わっていただく形で凝視しないようお願いします。(汗)

全切開筋肉調整手術当日
この方に関しては、本当にあまり腫れていないと言っていいと思います。
内出血もほとんど起こしませんでした。

   

手術直後

   

手術後24時間

   

手術後48時間



手術後1ヶ月


目が大きく開いている事で若干ラインが細くなってしまいました。
内側ももう少しくっきり入れたいということで、ラインのみこの後再度付け直ししました。
でも、あくまでも自然な二重ラインを描くという点は大事にしているポイントです。
どれくらい目が開くのか、引き込まれるかは本人の筋力がどの程度あるのかが重要です。
筋力がある人や、彫りが深い人は、太いラインにしてもあまり違和感なく過ごせますが、そうではないと眠そうなめになるので、どんなラインを描きたいのかを十分カウンセリングして決定しましょう。
自然なラインが良いのであれば目にとって自然なラインを選ぶと全切開をしたかどうかわからないほどになりますよ。

 
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全切開もいろいろ種類があります。

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全切開を希望される方が最近多い印象ですが、はたして全切開とは?

ただ皮膚を切るだけ?
切ればどんな目でも理想の二重になるの?
全切開は不自然になるの?
やり方がいろいろあるの?
などいろいろと思われると思いますが。。。
全切開でも色々とレベルがあります。

全切開だから不自然なラインになるわけではないです。
どのラインを選ばれるかが一番大事です。
自然な二重が好みであれば目にとって自然なラインを選ばれることをお勧めします。
また、切れば単純に二重になるというわけではなく、目の解剖も人それぞれ。
奥が深いのです。。


強く引き込まれるなど、不自然なラインが嫌な方。
まぶたの中をできるだけ触られたくない方。
腫れが最も少ない方法を希望される方。
などにお勧めなのは、皮膚と隔膜(青いライン)を繋げるのみの処置です。



目を開けようとする筋肉の力で隔膜が引き込まれて二重になります。
ほとんどの方がこの方法で綺麗で自然な二重になります。
当院ではlevel 1 と呼んでいます。

ただ、中には、眼窩脂肪が多すぎる方や、隔膜が非常にたるんでいる方などは、筋肉が引き込まれても隔膜の後ろ側が少し動くだけで、前側の隔膜が全く動かない方がいます。
こういう方は綺麗な二重にはならないため、
隔膜の前側を切開して眼窩脂肪を除去し、後ろ側の隔膜に皮膚を繋げる必要があります。
こうして少しでも筋肉の力が加わりやすいようにします。



これをlevel 2と呼んでいます。

そもそも、二重が深く入る。という状況は、引き込まれる力が強い。つまり、筋力が強い。
ということになるのですが、、
逆に目を開く力が非常に弱い方は、どんなに手術で隔膜の調整を行なっても二重にはなりません。
アコーディオンカーテンのように折りたたむことができないからです。
なので、ラインを太くしすぎたりすると目を開く力が非常に強く必要となるので、重たい目になってしまう。ということになります。

そこで、最終的には筋肉の強化を行なった上で、場合によっては眼窩脂肪の処理などを行い、さらに隔膜の後ろ側と皮膚をとめにいく。ということが必要となります。 
level 3ですね。



これが最も目の奥を触りますし、腫れます。

それ以外にもその人のまぶたの状態、たるみ、組織の硬さ、厚みなどで剥離の範囲や止め方など色々と変える必要があり、人によって微妙に違います。
全く同じ手術はないかもしれません。


ただ、腫れについてはあくまでも一般的には。というお話です。
人によって血管の太さも様々ですし、腫れやすい人や大丈夫な人色々いらっしゃいます。
抜糸の際に、内出血で青く痛々しい人もいれば、直後からほとんど腫れず青くもならず、誰にもばれなかったという人もいらっしゃいます。
全切開をする。という時点である程度は腫れてもいいよう、予定を調整ください。
1週間で7.8割の腫れはひきますが、残りの2、3割が引くのには個人差があります。
1ヶ月〜3ヶ月ほどかかると思います。
日常生活的には直後より仕事に行かれている方が当院では多い印象ですが、1週間は気合い入れてくださいね。

ちょっと難しい説明で???の人。
すいません。
カウンセリングの際にさらに詳しく説明するので、自分の目には何があっているのかな?と思われる方一度ご相談ください。
 
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GW・・・

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今日から本格的なGWですね。
天候も良いし、本当に気持ちの良い風がクリニックの窓を開けていてもそよそよと・・・
当院では各部屋にすべて窓がついており、基本的には最近の気候もあり窓を少し解放して診療しています。



写真では空いてますが、ブラインドは基本閉めてます。
もちろん気にされる方や、胸、陰部の診察などの際は全て閉鎖して行なっていますよ。
もともと人となるべく接触のない形での完全なプライベート個室診察対応ですが、さらに予約枠も少しゆとりのある形でおとりしております。

COVID-19の影響で、現在世界的にも本当に大変な状況で、皆様もステイホーム頑張っていますか?

ブログ自体も自粛して、書かないようにしていましたが、逆に家にいて見ているから書いて欲しい。とか更新がないと寂しい。などのお声もいただき少し書こうと前向きになりました。
いろいろな状況で本当に大変な方も多くいらっしゃるかと思います。
とにかく皆で乗り越えましょう。

院長も基本京都の家には戻れないので1ヶ月以上クリニックに寝泊まりしています。
現在ステイホームというよりはステイ職場。ですね。
睡眠時間も7、8時間とってますし、もりもり食べていますのでとにかく元気です。
スタッフも患者さんも今の所皆元気にしていてそれが一番安心します!

コロナ太りなどという語呂ができているようですが、今正直ストレス発散って何っ?ていうと食べることですよね。
この機会にダイエット!っと思っている方は逆にすごいです。
絶対成功すると思いますが、あまり根詰めすぎるとストレスやリバウンドなどが心配なので時には自分を甘やかしてあげてくださいね。

マスクがあるからと言ってスッピンや部屋着でGWずっと過ごさずに、綺麗にお化粧してワクワクする服に着替えてみては?
少しでかけたくてうずうずするとは思いますが、テンションが上がらない服は処分するなど普段できないことをして自分のお肌もチェックして。。。
普段忙しくて見られない部分を覗いて見て、自分も磨いていきましょう。
そして、出かけられるようになったらどんっとテンションあげていきましょう。
今は外出は我慢どき。
皆で頑張りましょう。
 
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