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エクソソームも色々

投稿日:
テーマ:
再生医療

最近話題のエクソソームですが。一体なんなのか。何がどう違うのか。よくわからない。と言うお声をいただきます。

基本的に、エクソソームは細胞伝達物質です。え?わかりにくい?

細胞はエクソソームを持っていて、何が必要とか何すれば良いとか、情報をもらって働く(機能する)わけです。その情報交換をエクソソームで行っています。

つまり、細胞さんが家だとすると、エクソソームは郵便配達員です。家が壊れた。どうしようとなると郵便配達員さんに、ホームメーカーや大工さんを連れてきてとか。材料を持ってきて。とか家が伝達するわけです。そして修復できるものは修復する。

細胞さんたちはとても便利的で一生懸命なので、自分が修復出来ないほどに壊れてしまった場合は、自分を殺してくれるようにエクソソームに伝達することもあります。最後のお仕事ですね。そうすることで、癌化を予防したり、老化細胞を自主的に死滅させると言うことになります。

そう言う流れで日々人間の細胞は生まれては死にを効率的に行っています。皆様細胞様に感謝しましょうね。

その流れが限界に達すると、癌化、老化が発生すると言われています。細胞にも限界があるのです。

現在注目されているエクソソームは、脂肪幹細胞、臍帯血幹細胞、歯髄幹細胞などですが、NK細胞も最近出てきて色々と注目を集めています。。

家自体がない、つまり宿主細胞がないので他人のエクソソームを使用しても問題ないと言われています。輸血と一緒(厳密には違うけど)で郵便配達さんを他の人からお借りするわけです。自分のエクソソームは疲れて働いてくれなくても、元気なエクソソームに代わりに働いてもらうと言うわけです。ちなみに、情報を伝える仕事を終えたエクソソームさんは細胞に再び取り込まれることはありません。

ちなみにエクソソームは人間の細胞からも取れますが、植物からも取れます。植物も細胞からなってますからね。なので、世の中にはさまざまなエクソソームが存在します。

重要なのは、品質と誰・何から取られているかです。

その点がしっかりしているもの以外は当院では使用しません。

点滴で行うものは、すべて日本で製造されたヒトからのエクソソームです。もちろん厚生労働省認定施設で製造された、大学病院とも連携を組んでいる出所がわかる高品質なものを使用しています。

アレルギーなどもゼロではないとのことですが、副作用など怖い報告も今のところはありません。もちろん常に最新の情報を収集しています。

身体の老化が気になる方は点滴などもありますのでまたご相談くださいね。

顔はPRP、ニードリングでOKだと思います。