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ヒアルロン酸の種類もいろいろですよ

投稿日:
テーマ:
ボトックス・ヒアルロン酸

当院、再生医療のPRPやニードリングが有名になっているので、時々ヒアルロン酸ってやってます?
と、聞かれることがあります。
もちろんありますよ。

ただ、ほうれい線や、目の下、頬骨などには、ほぼPRPを使用する方が多いです。(もちろん本人の希望次第です)
目袋や鼻、顎、唇、前額部などの形を作るためにヒアルロン酸を使っています。

ヒアルロン酸の種類は以前第6とも第7世代とも言われてましたが、現在はどうなっているんでしょう。
とにかく種類も豊富で新しいものもよくでます。
1年前に当院で揃えていたヒアルロン酸

これ全部違う種類です。
あまりにも種類が多く、スタッフでさえ院長がどれを選択するのかわからないというマニアックな状況になっていました。
選択としては、患者様の皮膚の厚みや性状、どの部位をどのように改善したいのかによって決定していました。
皮膚が薄い人が、粒子が大きいタイプを入れると浮いて見えてしまったり違和感が強くなるので、その場合は、粒子の細かいものを選択する。
または、ナチュラル派ではなく、がっつりと修復したい人にはある程度粒子の大きい・硬いものを選択する。
目袋や鼻、唇などはナチュラル系がよいのかガッツリ系が良いのか選択してもらっています。
という形で、その人その人のニーズと肌にあわせたヒアルロン酸を選択します。

最近、このアラガン社のジュビダームビスタバイクロスシリーズがでてからは、これを中心に行う方向にしてます。

ボリューマ、ボリフト、ボルベラ があれば大体のニーズに適応できます。
何が違うかというと、今まではヒアルロン酸粒子の大きさが異なっていたりしたのですが、これは粒子の大きさは全て一緒。
結合の違いで、硬さが調節されています。
つまり、ヒアルロン酸粒子たちが沢山手をつないでいると硬い。
一つ一つが自由だと柔らかい。という形です。

今までは、粒子の細かいものを入れると仕上がりは綺麗だけど、吸収が早かったんです。
これが一番の悩みで、ベロテロソフトはすごく柔らかく使用感も良かったのですが、なにせ吸収が早かったです。
このシリーズはボリフトでほぼ全ての領域をカバーできますが、柔らかくて使用感も良いのに1年〜1年半ももつ。
それってやはり重要ですよね。
鼻や顎、前額部に入れるボリューマは2年程もちます。
最近鼻に入れているヒアルロン酸を唇に入れたいという要望が多いです。
初めは抵抗があったのですが意外と使うと皆様に喜ばれております。
でも普通は唇には柔らかいタイプをいれないとダメです。
ヒアルロン酸は全て同じではないのでご注意を。
最近唇。。なぜかすごい人気です。
流行ってます?

どれも使用感は良いです。
注入した直後はなじみがよく、3日ほど経つとしっかりと組織と一体化します。

ただ、すごく硬いタイプはまだないので鼻用のクレビエルや目袋用のテオシアルはまだ必要ですね。
今後開発されて硬いタイプもでる予定だそうです。

常に進化を続けるヒアルロン酸・・
来年はまた違うこと言っているかもしれませんね。