フェイスリフトに対する問い合わせは多いです。
そりゃみんな引き上げたい。
「フェイスリフト」と言う言葉が頻回に使われるので少しわかりにくくなっているようで,
手術かなと思えば糸の相談だったり、、HIFUだったりと。
フェイスリフト希望。と言われると。
私的には手術ってイメージなんですが、今は顔のたるみをあげる総称で使われていますよね。
切らないフェイスリフト。みたいな。
再生医療希望の人は「再生医療希望」とかでくるのでおそらくネット情報の影響なのかなぁと感じる今日この頃。
さて、実際フェイスリフト手術は傷跡どうなんですか?
ということもよく聞かれます。
髪の毛の中だけ切ってできるんですよね。
とも聞かれますが、
基本的にはいろいろなリフト方法がありますが、
私は髪の毛以外を切ることが多いです。
どこをどう引き上げるかで切る場所もすこしずつ違うので本人と相談して決定します。
フェイスリフトは基本耳の前を切ります。
(前額リフトや側頭部リフトは毛の中を切ることも可能です。)
重要なのは、皮膚だけ切って縫うのではなく、SMASと言われる皮下の筋膜を引き上げることです。
なので、顔の皮膚を剥がした後に、筋膜を剥がして引き上げて切除して縫合します。
その後に無理がない形で皮膚を引き上げて切除して縫合です。
皮膚だけではダメです。
剥がす。という時点で普通は怖いと思います。
フルフェイスは全身麻酔が必要ですが、その一歩手前のミニリフトであれば局所麻酔で可能です。
静脈麻酔などで行うことも可能ですが、片側2時間ほどはかかりますので、喋りながらやっている方が多いです。
時々寝てしまう方もいますが。。。
写真をお願いして掲載させてもらいました。
術後半年位です
よーく見ると、耳の前に傷跡があります。
こんな感じです。
時々、テレビに出ている人を目を凝らして傷跡見るけどわからないわぁ。
とおっしゃられる方がいますが。
通常化粧を綺麗にして、モニター越しで見てもわかりません。
ちなみに、この方はスッピンです。
肉眼で意識してみるとわかるので、傷跡が気になる方は切らないほうが良いです。
時々再生医療など頑張って綺麗な方が、そろそろ切ろうかな。
とおっしゃられる方がいます。
切らずに綺麗と言うことは本当にすごいんですよ。
なので、傷跡が目立たない、気にならないからといって安易に切ることもお勧めしません。
たとえ、切って引きあげたとしても、美意識が高い方は、もっと引っ張りたくなるし、もっといれたくなります。
ただ、やっぱり手術の結果は早いしわかりやすいのは利点です。
その人の望む形や、たるみの形態によって色々と方法を考えるのが良いと思います。