年に一度の人間ドックの時期がやってきました。
済生会病院で乳腺外科医として非常勤医師をしているので、毎年健康診断の結果を提出する必要があります。
日赤などで働いていた時は、職員検診でやってもらっていましたが、今は自分で行わなければ。
というわけで、毎年済生会事務にお願いして人間ドックを行っています。
当院では豊胸や、乳房再建でインプラントを多く行っています。
普通に過ごしてくださいね。
とお話ししていますが、色々と質問を受けます。
特に豊胸の人。
その中でも、
乳がん検診どうしたら良いですか?
という質問が非常に多いです。
マンモグラフィーはあまり勧められないので、超音波で検診を受けてください。
とお話ししますが、
豊胸したことを口に出したくない。
知られたくない。
説明したくない。
という方もいます。
今回、初めて検診で
マンモグラフィーではなくて超音波でお願いします。
と言ってみました。
すると、
超音波は若い方向けの検査ですので、通常はマンモグラフィーをお勧めします。
と一言言われましたが、
超音波だけで大丈夫です。
とお伝えするだけでOKでした。
特に理由も聞かれずスルスルと初期問診は終了しましたよ。
皆様も悩んでいる方や気後れしている方がいれば、心配せずに行ってみてくださいね。
以前、マンモグラフィーの入り口で受けたくないっと。
言って職員に説得されていた人がいましたが、その場で言うのではなく、
検診前の事務の初期問診で最終確認してもらうことが大事です。
検診が始まって波に乗っちゃうと、スケジュールの変更は難しいですよ。
ご注意を。
最近、20.30年前に入れたインプラントを抜きたい。
という患者様も多くいらっしゃいますが、
結構乳がん検診を全く受けていない方が多いことに驚かされます。
昔の考えだと、豊胸を隠す。と言う
時代もあったかと思いますが、、
今は堂々としていても大丈夫です。
ちゃんと検診も受けて、心配なく豊胸ライフを送ってくださいね。