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昔の胸インプラント。破損する前になるべくメンテナンスを

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テーマ:
バスト

昔入れたインプラント
ほとんどの方がメンテナンスを受けていない状況です。
手術を受けた後、一度も診察を受けたことがありません。
どこにいけば良いのか。わからない。
とおっしゃる方が多くいらっしゃいます。

残念ながら破損しているケースが多く、破損している場合は、
取るのが大変なので、なるべく破損する前にメンテナンスをお考えください。

まず、何が入っているのか知らない人も多い。。。
生食インプラントなのか、ゲルインプラントなのか?
乳腺下なのか、大胸筋下なのか?
サイズは?
そう。昔は、ほとんど先生にお任せしてて、聞いていません。と言うパターンが多い。
今とは少し違うかもですね。

破損していない場合は、ほとんどの場合どこに入っていても局所麻酔で簡単にとれます。
乳房下溝大体3cm前後の切開でいけます。
そこから新しいインプラントに変更することも可能です。
その後普通に日常生活送っていただけます。
ダウンタイムもほとんどないかな。

破損している場合は、局所麻酔だと少し頑張ってもらわなければなりません。

生食インプラントの場合は、身体に大きな影響はあまり与えません。
内部に腫瘤を形成することもないので、インプラント自体を除去すれば大丈夫です。
ただ、大胸筋下に入っている場合は、筋肉の下で小さく縮こまっている場合もあるため、局所麻酔で探す場合少し頑張ってもらう必要はありますが。。。
なるべく筋肉を傷つけずに探し出し、抜く必要があります。
翌日も、ほとんど痛み的には大丈夫かなと思います。

 向かって左が破損
昔は胸の横幅ではなく、結構小さいインプラントが入っています。
なので破損するとどこにあるのかわからなくなる方もいるため、超音波で探して抜くこともあります。

ゲルインプラントが破損している場合は、
本当に大変です。
ほとんどの方が、全身麻酔や静脈麻酔よりも局所麻酔でやってほしい。
と希望されます。
家族にも内緒。
と言う方もいます。

ただ。ゲルインプラントが破損している場合は、
周囲の組織に浸潤して、(一体化)異物肉芽種を形成しています。
インプラントを取り巻く被膜も石灰化しており、ゴツゴツ。
石灰化したインプラント被膜と、ゲルが浸潤してしまった腫瘤を合併切除する必要があります。
局所麻酔ではとても辛そうです。
できれば麻酔方法を局所麻酔以外でお勧めしたいです。
ただ、高齢の方などは 局所麻酔で頑張るっとおっしゃられる方が多い印象です。
しっかりと相談しましょう

破損したインプラントと被膜を写真に載せようと思いましたが。
スタッフに止められました。
ちょっとモザイクいる感じです。

と言うわけで
もし相談する所がなく迷っている方や。
破損しているか心配な方。
まずはメンテナンスにご来院くださいね。
胸が触って異常に硬いのは大体破損してますよー