LOADING...
 

ブログ

目の上のくぼみ〜PRP

投稿日:
テーマ:
再生医療

目の上のくぼみが・・
と相談に来られる方。
結構多いです。

その上、目の下の脂肪をとったら上も下もくぼんだ。
逆に気になる。
と言う他院カウンセリングも増えています。
そう、眼球を守っている脂肪は大事です。
上と下はつながっています。
むやみに除去してはダメです。
適応を考える必要があるのですょ。

さて、、、
目のくぼみを治すには、

①手術
皮膚がたるんでいるため、目を開く隔膜の動きで一緒に窪んでしまう。
この場合は、皮膚がピンッとはるように皮膚を除去する手術をします。
一般的に言うたるみとり手術です。
眉下切開がお勧めです。
重瞼切開(二重切開)では、意外と治りにくいですが適応によるかな。

②ボリューム治療
窪んでいる。
つまり脂肪が減少して窪んでいるので、そこにボリュームを入れてあげようと言うことになります。

ボリュームとしては何を使うかですが。

・ヒアルロン酸
吸収性なので気になれば少しずつ注入が良いでしょう。
入れすぎると重たく感じますし、ぽこっとヒアルロン酸感が出る可能性があります。
焦らず少しずつの調整が良いです。

・脂肪
脂肪がなくなったなら脂肪を入れましょう。
吸収される量、つまり生着する量は予測できません。
あまり過剰に入れると重たくなるので、複数回行うことを前提にちょっとずつ行うのが良いでしょう。
しこりを作る可能性もあるため、一箇所に大量注入は危険です。
生着すると半永久です。

・PRP
修復治療です。
どの程度コラーゲンや脂肪を作り出せるかは本人の細胞活性にかかっています。
腫れていてちょうど良い感じに注入するため、物足りない場合は6ヶ月以上経過し再度行いましょう。
引き締まり効果もあるため、あまり重たくなる印象はないですが、入れ過ぎません。
効果は半永久です。

PRP注入後7年の方の写真をお借りしました。
入れたのは1度だけです。

 ↓


  ↓


 ↓

注入後はまぶたに関しては7年間特に何も治療していません。
今後もしばらくは特に治療の必要もないと思いますが、経年的なたるみが気になるなど、
二重をくっきりしたい。
などがあれば手術を追加する事ももちろん可能です。

くぼみめ治療は大体1回で終わる方が多いです。
ただ、くぼみや皮膚の状況によっては、2回目の注入を希望される方もいます。
また、たるみをとりながら、くぼみも治す。
など、手術との併用も可能です。

半永久という表現は、吸収されたりなくなる。ということではなく経年劣化で自然に年をとりますよ。
という意味です。
半永久年を取らないという意味ではないです。
歳をとると、それなりに組織は萎縮しますし、皮膚も弛みます。
老化に抵抗したい方は、定期メンテナンスをお勧めします。

希望、適応は人それぞれです。
一緒に相談し、決定されることが良いかなと思います。