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ほくろやいぼのレーザー焼灼とは?

投稿日:
テーマ:
レーザー

ホクロやイボを取りたいという相談多いです。
実際どのくらいのダウンタイムがあって、経過はどうなるのか?などいろいろと気になるところだと思います。

黒子の取り方としては
①電気焼灼法(レーザー焼灼)
②切除法
③IPLなど光治療機によるもの
と、大きく分けると3つあります。

今回は、レーザー焼灼についてお話しします。
基本的には、黒子自体は表面に隆起してくるものもあれば、下の方(脂肪層)にまで細胞が落ちている方もいます。
上にも下にも成長し増殖します。
そのため、人によって深さ、もちろん大きさが異なります。
膨らみよりも深さが大事です。
深いほど傷跡も残りやすく、再発もしやすいということになります。
浅く、小さいほど術後の傷跡は綺麗です。

今回 いぼと、ほくろを取った画像です。
このタイプのイボは皮下に脂肪の線が溜まっているため、少し深めに処理する必要があります。
黒子はこの程度の大きさと深さであれば術直後からほとんどわかりません。

術後は軟膏のみ塗ってもらい、それ以外の場所は化粧をしても大丈夫です。
テープはマスクで擦れる、長時間野外にいるなどがなければ貼らなくても大丈夫です。
本人にお任せしています。

焼灼直後

術後24時間です。
傷の小さい部位はほとんど分からないほどですが、大きい方は赤みも強く傷として目についてしまうと思います。
そういう点からも、なるべく小さいうちに処理する方が良いですね。
傷のところ以外は化粧してます。

術後10日です。
ほとんど問題なく傷は塞がっています。
化粧もOKです。
赤みや傷のなじみに関しては、時間の経過とともに軽快していきます。
しばらく辛抱して待ちましょう。
赤味は早い方で3ヶ月、遅い方だと一年前後かかることもあります。
勿論年齢、体質的なものもありますが、取るものの大きさや深さにもよります。

つまり、レーザーで行う処置は、大きいほど、深いほどダウンタイムは大きいです。
また、黒子の場合は再発のリスクもあります。
だけど、顔の黒点がなくなる、隆起がなくなると非常にスッキリします。
残念ながら再発した場合は、より深く削るか、切除をするかなど適宜相談していきましょう。