当院にはカウンセラーはいません。
基本的には医師が最初っから最後まで全力で対応します。
もちろんスタッフも患者さんのために全力でサポートしていますよ。
あくまでも。当院はクリニック。
病院です。
本来は、カウンセラーが患者さんに必要なことを判断することも、
モニターという名で他の人の症例を見せるのも、
病院という意味では正しいことだとは思っていません。
ただ、この時代の流れがいつの間にかそれが当たり前になってしまっているのかな。
とは思っています。
それを否定するつもりもありません。
時々、他の症例をもっと見せてほしい
逆に、モニターで少しでも安くしてほしい。
などの依頼問い合わせがありますが、基本的には当院にはそのシステムはありません。
ブログで使用させていただいている症例提示も、
ほぼボランティアで提示させてもらっています。
みんなに先生の症例を見てもらいたいから私の写真使ってもらっていいですよ。
と善意で提示してもらっています。
なので、カウンセリングも含めて、昔ながらの病院システムです。
また、院内での動画撮影や録画などもお断りしております。
やはり守秘義務とプライバシーは厳守なので。
インフルエンサーさんが先生との写真撮影して、投稿させて欲しいとお願いされても、基本お断りしているのも昔ながらのやり方なのかもしれません。
あまり目立ってしまうよりも、基礎を固めて本当に困っている人に対応したいのです。
カウンセリングでは、医師が最初から対応しますが。
やはり大事なことは、その本人が抱えている悩み、コンプレックスを吐き出させて、それを解決するべく処置を適切に提案できることです。
提示されている時間内では、正直心を開いてあげられなかった方。
納得できる処置を提示できない方もいます。
その時には、あぁ、幸せにしてあげることができなかったー
とかなりしばらく落ち込みます。
もっとこう言ってあげればよかったかな。
何を求めていたのかな。
といつも反省会です。
日赤で部長をしていた時ももちろん同じ姿勢です。
患者さんにとってどうすれば一番良いのか。
を常に考えてベストであるよう行動しています。
ただ、美容になるとさらに複雑化されている印象です。
心を治してあげることが一番大事。
怪我や病気を治すことももちろん大事だけど、
心を治すために正常な解剖にメスを入れる。
この使命はなかなか重たいですよね。
カウンセリングがとても重要で、毎日が緊張です。
落ち込んでいると、スタッフからも満足度100%なんて無理ですよ。
先生を信頼している患者さんがたくさんいるからいいじゃ無いですか。
と励まされていますが。
いや、出来るだけ私と関わる人たちはハッピーでいて欲しいのです。
わがままで、難しいかもだけど頑張ります。
みんなの笑顔を見られると私もハッピーです