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刺青ピコレーザー

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その他

PICOの刺青レーザーのイメージがわかない。という質問意外と多いです。1回で終わると思っている方もいるので。

その点を説明したくて、写真掲載お願いして了承いただきました。ありがとぅ。

まず、刺青のレーザーは皮膚のどの層に入っているかで回数が決まってきます。自分で入れたものか、彫り師(玄人)が入れたものかでもだいぶ異なります。

自分で入れたものは、浅く入れたものについては1、2回で吹き飛びますが、気合を入れて自分で入れたものは、浅い深いに乱れがあります。浅い部位もあれば深い部位もある。ということです。

一方、玄人が入れたものは、ある程度一定の深さに刺入されています。なので、技術的に深くも淡くも入れられるということです。深い部位は大体5、6回はかかるよ。と言っています。

レーザーの出力も、調整できます。

PICOになってからは、強出力でも昔のような傷跡は残りにくくはなっていますが、全く起こらないわけではないので出力は一緒に相談します。

流れを見ていきましょう

素人ぼりですので、深さに乱れがあります。深い部位は指の皮膚は薄いので真皮突き抜けていることも多いです。強照射を希望されました。

1回照射後。薄い部位はほとんど飛んでます。

2回照射後。深い部位がまだ残っています。

3回照射後。もう深い部分だけ残っているので、この時点でピコフラクショナルにて穴を開けてさらにピコレーザーを照射します。穴を開けることで深部までレーザーが影響しやすいように道を作ります。

久しぶりに他のことで相談に来院されましたので、写真を撮らせていただきました。少し白っぽく見えているのがキズと言われている部分です。本人は全く気にしていません。

少しでも白抜けが嫌だな。という方は少し出力を弱めて回数を重ねて行う方が良いと思います。

最終的に深い部分にはフラクショナルを重ねて照射しますが、通常浅い刺青の場合は必要としないことも多いです。

3、4回で終わるのか、5、6回かかるのかなどは出力とその人に入っている墨の深さで決定されます。

基本的には一緒に相談し、決定しましょう。

施術時には麻酔をしますので、出力を強くすれば照射が痛いというわけではないですが、照射後は低い出力の方が楽です。強い照射だと少し潰瘍っぽくなる方もいます。

ただ、男の子とか全く軟膏塗ってくれない方もいるのですが、意外と綺麗に治っています。

ピコってすごいなと思います。