昔から言われている、『首や手に年齢がでる』というのはなぜか??
それは、、、
可動域
つまり、よく動かす部位だからなのです。
手や首。
言ってしまえば
膝、肘。などもそれにあたります。
また肩。ですね。
年齢を重ねた方が、ノースリーブやショートパンツに、なぜか違和感を感じてしまうのも。
この関節可動域、つまりよく動く部位に変なシワや、皮膚のたるみがでだすからです。(皮膚の厚みの減少)
あと、痩せ。(皮下組織の減少)
よく動かす部位はなぜ、たるみやしわがでやすいのか。
関節や動きに対応する部位については、皮膚が伸び縮みしてその動きに対応しています。
なので、皮膚自体のコラーゲンや弾性繊維が年齢と共に少なくなってくると、皮膚がどんどん薄くなります。
薄くなると、、、、
そうです。
しわがよって、たるんでくる。ということになります。
なおかつ動きによって常に引っ張られたり折り曲げられたりしているので、過酷な環境で伸び縮みを繰り返しているということになります。
それで、そこに年齢が出やすくなる。というわけです。
ちなみに皮下組織も皮膚同様減少してきます。
手の甲などは、すじや血管が浮き出てくるという感じです。
もちろん、血管圧の上昇、末梢血流量の関係もありますが。
皮下組織自体の減少によって手がごつごつしてくるのもまた、年齢を感じさせる点です。
つまり、よく動く皮膚こそ、
・皮膚の厚みを増す(皮膚自体のコラーゲン量を増やす。)
・皮下組織を充填させる(皮膚の下にも少しボリュームが欲しい)
ということになります。
やっぱりお勧めはと言われると、再生医療。ということになりますが。
皮下組織であれば脂肪移植などもあります。
首や顔はフェイスリフトのように引っ張って縫うことが可能ですが。
手や肘、膝はお勧めできません。
動きに対応できずに傷が開いてしまうリスクが高いです。
「肘の皺が耐えられない。」と真剣に悩む方もいます。
その方は、顔や首、手は、PRPなど再生医療を行い、かなり綺麗になっていたので、幸せになれるかな?と思っていたのですが、
肘を仰られた時はびっくりしました。
え!?十分綺麗だし、年齢不詳なのに、どうして肘が気になるの?
と聞いても、若い人と一緒に遊んでいると絶対肘に年齢が出る。
と。
そう、この点重要です。
若い方達は、後ろ姿が若いんです。
持っているオーラと言ってしまえばそれまでですが、
やっぱり肌のハリツヤが後ろからでもわかる。
肘。
見たことあります?
見た目年令をずっと若く保ち続けるのって結構難しいですよね。
その必要があるのかどうかも、考えどころですが。
その方は、肘にもPRPを注入しましたが、人によっては悩みそれぞれ。
全身の老化に悩むのであれば脂肪幹細胞点滴をするのも一つかもしれません。
局所治療をするか、全身治療をするのか
はたまた両方するのか。
あまり追い詰められずに現状に満足し、ハッピーに過ごすことも大事だと思いますよ。
楽しいアクティブエイジング。
であって苦行ではないですよ。
でも、とことん付き合います。
一緒に頑張りましょう。