ブログ

1~3件目 (6件中)
rss

腸の働き 5解毒 6浄血 7免疫


6浄血 きれいな血液も腸の健康が関与しています 腸から吸収された栄養成分は血管網を通って全身に運ばれます。 その栄養成分によって赤血球の柔らかさが決定され、 血液の質は食べた物、つまり腸の状態で決定すると言うことになります。 血液は成分を選択する能力がないので、腸から渡されたものを全身に運びます。 毒素やアレルギー源を取り込んでもそれを全身に運んでしまします。 なので、解毒や排泄の最前線である腸を健康に保つことは、血液をきれいに保つ上でとても重要です。 腸の健康を維持することで、きれいな血液の源となり、全身の細胞が元気になり、肌艶だけではなく全身の健康をサポートします。 7免疫 これは有名。 リンパ球の約70%が集合しています。 腸内細菌と腸管免疫系が協力して、腸の免疫細胞が病原菌やウイルスから体を守ります。 免疫の主な働きは「感染からの防御」、「健康維持と増進」、「老化と病気の予防」です。 一言で表 [...]

記事を開く

6浄血
きれいな血液も腸の健康が関与しています
腸から吸収された栄養成分は血管網を通って全身に運ばれます。
その栄養成分によって赤血球の柔らかさが決定され、
血液の質は食べた物、つまり腸の状態で決定すると言うことになります。
血液は成分を選択する能力がないので、腸から渡されたものを全身に運びます。
毒素やアレルギー源を取り込んでもそれを全身に運んでしまします。
なので、解毒や排泄の最前線である腸を健康に保つことは、血液をきれいに保つ上でとても重要です。
腸の健康を維持することで、きれいな血液の源となり、全身の細胞が元気になり、肌艶だけではなく全身の健康をサポートします。

7免疫
これは有名。
リンパ球の約70%が集合しています。
腸内細菌と腸管免疫系が協力して、腸の免疫細胞が病原菌やウイルスから体を守ります。
免疫の主な働きは「感染からの防御」、「健康維持と増進」、「老化と病気の予防」です。
一言で表すなら「生きる力」ですね。
腸が約70%の免疫を司ると言うことは、人体において最大の免疫器官となります。
腸内細菌の種類(多様性)と数を増やして、戦いましょう。

ちなみに免疫残り30%は心(主に自律神経)と言われています。
笑って楽しくアクティブに生活しましょう。
ストレスが溜まると心と身体が壊れると言うのも自然な流れかもです。

食物繊維や発酵系の食べ物が良いのはわかっているけど、忙しくて、なかなか。。。
好き嫌いが激しい。
など色々あるとは思います。



ヨーグルトなどの生きた菌を摂取して、その生きた菌が大腸から排出されるまでの間、自分の腸内細菌に良い成分を排出してもらうのもありです。
その良い成分のみを抽出した アルベックスを飲むのもありです。
自分で食生活を気をつけるのももちろんありです。

心と体のバランスを取れるよう。
自分を可愛がってあげてくださいね。




記事を閉じる
ページの先頭へ

腸の働き 2消化 3吸収 4排泄


2消化 腸が食べ物を消化するのは当たり前ですが、実は腸内細菌が働いてくれているから消化できます。 腸には200種、100兆個もの腸内細菌が住み着いていますが、これは個人差があり、指紋のように人それぞれ違います。 人には消化できない食物繊維やオリゴ糖を分化してエネルギー源(短鎖脂肪酸)にしてくれます。 少しでも楽に働けるよう、よく噛んで食べてあげましょう 3吸収 体外から取り込まれた異物を栄養素として吸収OKにする一方で、有害な病原菌はシャットアウトする究極の分別が腸では常に行われています。 それも腸内細菌さんがせっせと働いてくれています。 免疫力を育て、腸粘膜を正常に保ってくれているのも腸内細菌です。 抗生剤などを飲んでお腹を壊してしまう方は、自分の腸内細菌がダメージを受けやすい。と言うことになります。 有害な病原菌と共に自分の腸内細菌も抗生剤でやっつけられちゃう。と言うことですね。 腸内細菌がダメージを [...]

記事を開く



2消化
腸が食べ物を消化するのは当たり前ですが、実は腸内細菌が働いてくれているから消化できます。
腸には200種、100兆個もの腸内細菌が住み着いていますが、これは個人差があり、指紋のように人それぞれ違います。
人には消化できない食物繊維やオリゴ糖を分化してエネルギー源(短鎖脂肪酸)にしてくれます。
少しでも楽に働けるよう、よく噛んで食べてあげましょう

3吸収
体外から取り込まれた異物を栄養素として吸収OKにする一方で、有害な病原菌はシャットアウトする究極の分別が腸では常に行われています。
それも腸内細菌さんがせっせと働いてくれています。
免疫力を育て、腸粘膜を正常に保ってくれているのも腸内細菌です。
抗生剤などを飲んでお腹を壊してしまう方は、自分の腸内細菌がダメージを受けやすい。と言うことになります。
有害な病原菌と共に自分の腸内細菌も抗生剤でやっつけられちゃう。と言うことですね。
腸内細菌がダメージを受けると、免疫も落ちるし、真菌(カンジダ)がはびこったり、腸内の粘膜がただれたりと、大変な事態になります。
腸粘膜の状態が悪く、タンパク質が大きなまま体内に侵入することで、食物アレルギーを引き起こすとも見られています。
腸内細菌を増やして丈夫な腸粘膜を作りましょう。

周りの菌とおおらかに接することで腸内細菌叢が豊かになると言われています。
子供が色々な物を口に入れてしまうのは気になるとは思いますが、そうする経験で腸内細菌が育まれます。
あまり、無菌、殺菌にこだわり過ぎるとアレルギーの多い子供に育つ可能性もあります。
何事もやりすぎてはダメですよ。

4排泄
体内の不要物を体外へいかに出し切るかが病気予防において重要です。
ここで重要なのが、腸内細菌が作る短鎖脂肪酸です。
腸を動かす、粘液の産生・分泌、腸壁細胞の保護、肥満予防、免疫機能の調整など多くの働きをしてくれます。
偏った食事だと、その栄養素を好む細菌だけが増えて、腸内細菌の強弱のバランスが乱れる原因になります。
そうすると排便作用に支障が出て便秘になり、不要物が溜まり、さらに便秘に、、、という負の連鎖です。

食物繊維を取れば腸には良いのは知ってますよ。と声が聞こえてきそうですが。
食物繊維も水溶性と不溶性があります。
水溶性は便の水分を保持して排便をスムーズに。
不溶性は不要物をキャッチして体外へ。
水溶性食物繊維はリンゴや海藻、こんにゃくなどですが、腸内細菌の餌になります。
不溶性はサツマイモや牛蒡に多く含まれています。
なので、1種類のみをずっと食べ続けるよりは、色々な種類を食べることが推奨されます。
それぞれ役割が異なりますよ。

腸内細菌のバランスが崩れると、おならや便が臭くなります。
くさっ!!と思ったら危険信号
腸内細菌さんが困っています。

単純に消化吸収排泄と言ってもなかなか奥が深いですね。
人にもその腸内細菌にもそれぞれ個性があります。
一つのものでずーっと行くのはなかなか難しいです。
色々な物との交流で、強くなっていきます。
バランスって難しいですが、臨機応変にいきましょう。


記事を閉じる
ページの先頭へ

腸の働き 1 合成


皆様と話していると、なんと便秘の多いこと。 カマグや防風通聖散飲んでます。 結構長く・・・ と言う方が多いです。 もちろん腸の環境には良くないです。 そこで、健康と美容にとって重要な腸の働きのお話をしようと思いますよ。 今回はこの本を、要約して皆様にお届けします。 クリニックにも置いているので、より詳しく読みたい方はお持ち帰り下さいね。  腸は消化のためだけに存在しているわけではないですよ。 1:合成 腸内ではビタミンやホルモン、酵素などが作られています。 酵素は食べた物の消化吸収、呼吸、筋肉の動きなど生命活動に重要に関与しています。 その中でも消化酵素は、腸と腸内細菌が協力して作っています。 食品からも酵素を摂れそうですが、加熱すると働きが失われますし、生でとっても胃酸でやられるので、栄養素にはなるけど、酵素として体内で機能することは基本的にできません。 なのでちゃんと自分の腸内で作ってもら [...]

記事を開く

皆様と話していると、なんと便秘の多いこと。
カマグや防風通聖散飲んでます。
結構長く・・・
と言う方が多いです。

もちろん腸の環境には良くないです。
そこで、健康と美容にとって重要な腸の働きのお話をしようと思いますよ。



今回はこの本を、要約して皆様にお届けします。
クリニックにも置いているので、より詳しく読みたい方はお持ち帰り下さいね。 
腸は消化のためだけに存在しているわけではないですよ。

1:合成
腸内ではビタミンやホルモン、酵素などが作られています。
酵素は食べた物の消化吸収、呼吸、筋肉の動きなど生命活動に重要に関与しています。
その中でも消化酵素は、腸と腸内細菌が協力して作っています。
食品からも酵素を摂れそうですが、加熱すると働きが失われますし、生でとっても胃酸でやられるので、栄養素にはなるけど、酵素として体内で機能することは基本的にできません。
なのでちゃんと自分の腸内で作ってもらわないとだめなのです。

腸内細菌が作るビタミンは、ビタミンB1、B2、B6、B12、パントテン酸、ナイアシン、ビオチン、ビタミンK2、葉酸です。
ビタミンサプリを飲むよりも、腸内細菌に作ってもらう方が多種に渡りますよね。
腸内細菌のバランスが乱れると、ビタミンがうまく合成されないそうです。

ホルモンとは、情報を伝達する物質で、体の内外で起こったことを各器官に伝え、それぞれの機能を誘導する生理活性物質のことです。
消化関連のホルモンはもちろんですが、「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンの90%は腸にあります。
脳にはたったの2%。
セロトニンは精神を安定させて幸せな気分にしてくれるホルモンです。
セロトニンは腸にあるEC細胞で作られますが、それを腸内細菌がサポートしています。
なのでイライラすると食べたくなるし、お腹が膨らむと幸せーっ生きててよかったぁってなるわけです。
ダイエットする人には耳が痛い。。
自然現象ですね。

その他にも、細胞のエネルギー源になり、腸のぜん動運動を刺激したり、病原菌毒素から腸を守る短鎖脂肪酸や、アンチエイジング成分であるポリアミン、抗酸化作用のある水素も腸内細菌が作っています。

これだけでも、腸ってすごい働いてる。
腸内細菌様って感じですね。


記事を閉じる
ページの先頭へ

1~3件目 (6件中)
rss
copyright © JINNO medical skin clinic. All Rights Reserved.