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保険適応インプラント〜メーカー(種類)追加となりました


アラガン社製のインプラント自主回収からはや一年以上経過しております。 その際には、不安になった方もいらっしゃったと思いますが、1人も予防的に取り出すこともなく信頼していただいてありがとうございます。 視診、触診、超音波。 もちろんしっかりアフターフォローしますよ。 1、2年に一度は豊胸の方も、乳房再建の方もちゃんと会いに来てくださいね。 それが一番大事です。 さて、その後アラガン社のスムースタイプのラウンド型インプラントのみが保険適応として認められておりましたが、(ツルツルした表面をしてまんまるのものです) ざらざらしたテクスチャードタイプが今回使用中止となっていました。 今回新しくコヒーシブタイプのシリコンゲルインプラントが保険でも使用可能となりました。 メーカーはSientra社です。 表面の加工は、ツルツルしたスムースタイプと、ざらざらしたテクスチャードタイプ両方あります。 形も、ラウンド型だけで [...]

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アラガン社製のインプラント自主回収からはや一年以上経過しております。
その際には、不安になった方もいらっしゃったと思いますが、1人も予防的に取り出すこともなく信頼していただいてありがとうございます。
視診、触診、超音波。
もちろんしっかりアフターフォローしますよ。
1、2年に一度は豊胸の方も、乳房再建の方もちゃんと会いに来てくださいね。
それが一番大事です。

さて、その後アラガン社のスムースタイプのラウンド型インプラントのみが保険適応として認められておりましたが、(ツルツルした表面をしてまんまるのものです)
ざらざらしたテクスチャードタイプが今回使用中止となっていました。

今回新しくコヒーシブタイプのシリコンゲルインプラントが保険でも使用可能となりました。
メーカーはSientra社です。



表面の加工は、ツルツルしたスムースタイプと、ざらざらしたテクスチャードタイプ両方あります。
形も、ラウンド型だけではなく、アナトミカル(涙型)のものがあります。
選択肢が非常に増えました。

コヒーシブゲルとは、柔らかな感触でありながら、優れた形状保持力と、破裂に対する耐性を兼ね備えた独自のゲルだそうです。

豊胸にも使える?という質問に関しては、認定施設と認定医師のみ使用可能です。
もちろん、当院では使用することができます。
ただ、安心感はあるけど、やはり少し硬さを感じるので豊胸の方は、モルティバエルゴノミクスの方が良いかなと、今のところ考えています。

皆様が心配しているBIA-ALCLのリスクついては、限りなくゼロに近いけどゼロではない。
としか言えないのですが。。。
臨床データ的にはほとんど問題ないと思います。

難しくてわからない!!
先生にお任せしたい!!という方が正直ほとんどなのですが。。。
実際に、乳房再建で行う方は胸の形や大きさ、体のバランスなど相談しながら決めていくのが一番なので、エキスパンダーを拡張しながら時間をかけてゆっくり、何度でも説明しますのでご安心くださいませ。

使用は10月から使用可能となっています。
ただ、大きなサイズなどは入荷に月単位かかるため、計画的な手術計画をしましょう。

不安な方や、質問がある方などはお気軽にご来院くださいね。

 


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豊胸〜脂肪注入後合併症に対し、インプラントにて救済〜


トラブル例の方が、モニター承諾していただけましたので、例を示します。 意外と困っているけどどうすれば良いのかわからない人が多いのかもしれません。 そういう方の助けになればと。。。 10年以上前他院にて胸に自分の脂肪を注入した経験のある方が、胸にしこりができ、どんどん大きくなっているため不安になり、、、 まず乳腺外科を受診しました。 だいたい胸のしこり、ということで、乳腺外科を受診される方が多いようです。 癌ではない豊胸の修正については、乳腺外科での治療は基本できません。 このまま経過観察となっている方も多いようです。 この方は、胸の硬さ自体が非常にコンプレックスになり当院紹介となりました。 本人と十分な話し合いを行った後、救済目的にインプラント手術を行うこととなりました。 脂肪注入を行なったクリニックには相談に行っていないとのこと。 すでにないかも。とおっしゃっていました。 いれた直後は問題なか [...]

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トラブル例の方が、モニター承諾していただけましたので、例を示します。
意外と困っているけどどうすれば良いのかわからない人が多いのかもしれません。
そういう方の助けになればと。。。

10年以上前他院にて胸に自分の脂肪を注入した経験のある方が、胸にしこりができ、どんどん大きくなっているため不安になり、、、
まず乳腺外科を受診しました。
だいたい胸のしこり、ということで、乳腺外科を受診される方が多いようです。
癌ではない豊胸の修正については、乳腺外科での治療は基本できません。
このまま経過観察となっている方も多いようです。

この方は、胸の硬さ自体が非常にコンプレックスになり当院紹介となりました。
本人と十分な話し合いを行った後、救済目的にインプラント手術を行うこととなりました。
脂肪注入を行なったクリニックには相談に行っていないとのこと。
すでにないかも。とおっしゃっていました。

いれた直後は問題なかったのに、10年以上も経過して脂肪によるしこりを生じたとおっしゃっていました。
自分的にはほとんど吸収されて残っていないと思っていたようです。
左のみ酷く、右は今の所問題ないという、左右差が生じてしまったようです。

通常しこりの部分を処理してしばらく様子を見てからの豊胸をお勧めしています。
感染のリスクや、拘縮(硬くなる、縮むなど)のリスクを避けるためです。
でも、ほとんどの方が腫瘍除去と、豊胸を同時にしてほしい。とおっしゃられます。
1度で済ませたいという思いが強いようです。
院長泣かせですが、よっぽどでない限り基本的には希望に添います。

しこりはこのように胸の大部分を占めていました。


(真ん中の黒い丸がそのまましこりとして触れます。)

細かいのもいろいろありますが、取りきれるだけできる限り除去します。
脂肪のしこりを処理し、豊胸を行いました。
皮膚切開は乳房下溝ライン3cmのみ切っています。
その切開からすべての処理を行います。
本人にとって左側。見ている方々からは右側がしこりが生じている胸です。
左側の胸が上に引き上がって拘縮を起こしています。
インプラントはMotiva エルゴノミクスです。

 before.  after. 



 before.  after

 before.  after. 

術後半年ほどですが、左胸の傷だけ赤く目立っている点と、少し上に上がってしまっています。
やはり左側の胸は炎症が生じやすい状態であるようです。
右の胸はほとんど傷跡もわかりません。
左の傷も一年程経つとほぼ分からなくなります。

左胸について少し下に下げるなど、修正も可能であることをお話ししましたが、本人は気にならないとのことで経過観察継続となっております。
傷については時間の経過とともにわかりにくくなることが多いです。
インプラントの位置や、皮膚の質感などは1年半ほどかけてもっと馴染んできます。

インプラント自体が柔らかいので、触ってもしこりは全く気にならなくなったと言っていただいています。
ものすごく喜んでいただけました。

トラブル例によっては、、
かなり精神的にまいってしまう方。
どこに相談に行けば良いのかわからない方。
いろいろな病院をさまよっている方。
などが予想されます。

基本的には施術してもらったところに相談するのが大原則ですが、、、
もしも、相談する環境がないのであれば、一人で悩まずにご相談ください。

 




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豊胸〜インプラントどんなの?〜


前回からの続き・・・ 3:インプラントによる豊胸 豊胸でのイメージとしては最も描きやすいのかもしれません。 インプラントの種類については、Motiva エルゴノミクス あるいは、Allergan Inspiraを現在使用しています。 Motivaは今の所最新のインプラントです。 表面が少しザラザラしているため、被膜拘縮を起こしにくく術後のマッサージなど必要としません。 また、寝ている間はフラットで、立ち上がると涙型になるなど、少し流動性があるので乳腺下にいれてもあまりゴツゴツした感じがありません。 ものすごく大きくしたいと1度目の手術で300ccを超えた挿入を行なっても、そんなに段差が気にならないと皆様言ってます。 (医師的には初回の手術で300を超える豊胸はあまりして欲しくはないのですが・・・ できれば皮膚や乳腺が伸びて少しずつサイズアップをしてほしいです。 皮膚がパツンパツンになるので、いろいろと心配になります。 みんなの希望にはそい [...]

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前回からの続き・・・

3:インプラントによる豊胸



豊胸でのイメージとしては最も描きやすいのかもしれません。
インプラントの種類については、Motiva エルゴノミクス あるいは、Allergan Inspiraを現在使用しています。
Motivaは今の所最新のインプラントです。
表面が少しザラザラしているため、被膜拘縮を起こしにくく術後のマッサージなど必要としません。
また、寝ている間はフラットで、立ち上がると涙型になるなど、少し流動性があるので乳腺下にいれてもあまりゴツゴツした感じがありません。
ものすごく大きくしたいと1度目の手術で300ccを超えた挿入を行なっても、そんなに段差が気にならないと皆様言ってます。
(医師的には初回の手術で300を超える豊胸はあまりして欲しくはないのですが・・・
できれば皮膚や乳腺が伸びて少しずつサイズアップをしてほしいです。
皮膚がパツンパツンになるので、いろいろと心配になります。
みんなの希望にはそいますが。。) 心の声

Inspiraは現在日本国内では保険診療が認められているインプラントです。
乳がん患者さんに使っているものです。
最近サイズも増えて、ジェルの種類(量)もMotivaに負けないほど充実しています。
これを豊胸に使用する場合は、形成外科学会指導の施設登録や医師登録が必要ですが当院もちろん認定書いただいております。
登録に必要な講習も3年に一度受けていますよ。
さて、このインプラントはどちらかというと昔からあるスムースタイプのインプラントです。
表面がつるつるなので、やや被膜拘縮が起こりやすいタイプと言わざるを得ません。
ただ今の所生じて気になっている方はいません。
術後気持ちマッサージなどをお勧めしています。
中もグミのようなジェルではなくソフトジェルです。
とにかく柔らかさにこだわりがある方などはこちらでも良いかと思います。

両方のインプラントの経験のある方に、柔らかさの違いを聞いてみてもどちらも柔らかいので気にならないとおっしゃられる方が多いです。
興味のある方は実際に、手にとって触ってみてくださいね。

さて、他にも色々と選択肢があります。
まずは、切開線を選べます。
・腋窩(わき)
・乳房下溝線
パートナーに絶対内緒、三角ビキニを着る可能性がある。などの方はワキ切開が良いと思いますが、広範囲の剥離が必要なので、それ以外の場合は乳房下溝線切開の方が楽だと思います。
乳房下溝線切開の場合は、乳腺の真下のみの剥離となるため、ヒアルロン酸などと同じ麻酔範囲です。
切開線は約3cm程なのでほとんど目立ちません。

麻酔も選べます
・全身麻酔
・局所麻酔+静脈麻酔
静脈麻酔も意識は完全に失っていますが自発呼吸はしている状態です。
最近はこちらが人気です。
手術時間は2時間かかりません。

挿入する層も選べます。
・大胸筋下
・乳腺下
最近は乳腺下挿入が多いです。
寄せて上げてをしやすいという点と、柔らかさが皆様にとって結構重要なので。

などなど、いろいろと相談して決めていきます。
サイズはもちろん本人の希望に添います。
アンダーとトップの差を何センチ上げたいかが重要です。
皮膚の伸び率や、硬さ、薄さなども関係していますので、あまり無理のある豊胸はお勧めしていませんよ。

もし、インプラントを将来取り出したい場合などは、乳房下溝線切開の場合は局所麻酔で行うことができます。
また、何も問題ない場合は、10年ごとに入れ替えるなどは必要ありません。
(ただ、10年後にはさらに優れたインプラントが発売されている可能性はあります。)
20年以上前に入れたインプラントの相談の方などもいらっしゃいますが、基本的には問題なければそのままで良いと思います。
ただ、リコールが起こっているものもありますので、その場合は、最近の製品に交換することも考慮されても良いかと思います。
乳房下溝切開であれば、入れ替えも局所麻酔でできますよ。
自分がどのタイプのインプラントが入っているのかわからない方なども、基本的には1、2年に一度超音波にてチェックして問題なければそんなに心配しなくても良いかと。

乳腺とインプラントの境界はくっきりしているため、しこりを作るなどのリスクはなく豊胸では一番実は安心感があります。
もちろん挿入後も授乳できます。
乳がん検診は、マンモグラフィーはお勧めできないので、超音波やMRIによるチェックを行なってください。
当院では超音波簡易検査のみ行なっておりますので、本当の検診は受けてくださいね。
なかなか受診する勇気がない方などは、ご相談ください。

いろいろと選択肢がありますが。。。
しっかり主治医と相談し、決定してくださいね。
手術をする際は、長期的に経過を見守ってくれるクリニック選びをすることをお勧めします。

 


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