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鼻インプラント〜シリコン?ゴアテックス?

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鼻を高くしたい。
すっっとした印象にしたい。
など、希望される方。

ヒアルロン酸が手軽ではありますが、
カチッとした鼻にしたい。
永久的な治療が良い。
という場合は、
インプラントが次に手軽です。
自家骨は肋軟骨採取が少しハードルが高いかなと思います。

インプラントといっても色々な種類があります。

一番一般的なものは、シリコンインプラントです。
シリコンインプラントも時代に従い進化しています。
昔は硬くて、L字型なども多く見られましたが
今のインプラントは柔らかく、先端も小さいものから大きなものが選べます。



このように手でふにっと曲げられます。
触ってみたい方はいつでも言ってください。
皮膚への負担がないように改善されています。
無理な入れ方をしなければ、長期にわたって挿入していても問題ないと思います。

ゴアテックスインプラント
最近時々聞かれます。
最新のものですよね?と聞かれますが。
そうでもないです。
ゴアテックスは、実は昔から生体材料として使われています。
15年程前に私も悪性軟部腫瘍の患者さんの腹腔内合併切除を行なった際に、腹膜の代わりにとても大きなゴアテックスシートを使用しました。
あと、眼瞼下垂の糸吊り上げでゴアテックスの糸やシートを昔から使用しています。
材質自体もざらざらしたものからツルツルしたものまでいろいろあります。
ゴアテックスは網目のような形になっているため、その部位に自分の組織が侵入してカチッと固めます。
しっかりと固着するため、ずれにくいという特徴があります。
ただ、抜去する時はシリコンほど楽ではないです。
入れ替えを気軽にしたい。
今後も何回も鼻をいじりたい。
などの場合は、シリコンインプラントの方が良いと思います。

最近他院カウンセリングで
鼻に吸収性のゴアテックスシートを入れた。
などの発言が見られますが・・・?!?
ゴアテックスは吸収されません。
ちゃんと自分の鼻に何が入っているのかは理解した上で入れることをお勧めします。

最近では3Dプリンターを使用したオーダーメイドインプラントもあります。
CTをとって、自分の鼻の骨に沿って自分の希望する高さのインプラントが作れます。

あと、培養軟骨や、培養骨もあります。(他人の細胞から作られたものですが、無細胞化されています)

いろいろあるのですが、結局何が良いの?
と迷われる方。

迷っているのであれば、ヒアルロン酸か、シリコンで良いと思います。
ヒアルロン酸はイメージと違えば溶かすことができますし、シリコンも局所麻酔ですぐに抜けます。
鼻はメンタルに非常に深く関わる手術です。
迷っている間は、あまり大きなことはやらない方が良いです。
十分に相談し、よく考えた上で手術を決定しましょう。
 
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外国人顔になりたい

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日本人は昔から、西洋顔に憧れがあると言われています。
鼻を高くしたり、二重にするのもそうなのかな。
でも意外と、西洋人からは東洋人の顔がとても素敵なのになぜみんな二重にこだわるのか、鼻を高くしたいのか解らない。
という発言もよく聞きます。
何事もないものねだりなのかな。

最近の傾向では
二重にしたいのは、「目を大きくしたい!」と言う希望が大きいので、西洋顔と言う感覚はないのかな。
とも思いますが。

若い子は、今の流行りはどちらかというと韓流好きな方が多いかな。
目を大きくして、顔も鼻も小さく、顎は尖らせる。みたいな。
流行りですね。

ある程度の年齢の方は、西洋的な顔に憧れている感はあるかもですね。
なので、
「鼻を高くしたい。インプラントを入れたい。」
と来らても、なぜ入れたいのか?
どう言うイメージか?と言うことをしっかり問診する必要があります。

鼻インプラントを目的に来ていても、実は心の中では「外国人顔になりたい」と言う思いがあり、問診にて初めてこちら側にはわかります。
鼻を高くするだけなら、インプラントを入れれば良いのです。
だけど、外国人顔になりたい。と言うのであれば果たしてそれが良いのかは、その人の顔によって全く異なります。

ある人には、まずは眉毛とまつ毛の間隔がアジア人特有の間延びした印象があるので、それは手術で修正して、眉毛とまつ毛の眉毛睫毛間距離を短くします。
目力は重要です。
鼻ももちろん高くしたいですが、手術費用的にインプラントが厳しい場合は、ヒアルロン酸も最近ではすごく優秀です。
2年持ちますしね。
上眼瞼、と鼻が綺麗になった後は、下まぶたもハリを出したいですよね。
できれば手術をしたいですが、難しい場合はPRPをして。。。
などと、全体のバランスを整えていきます。
あくまでも、違和感のある顔に作り変えるのではなく、若返りながら尚且つ形態を整えていく。
と言う感じです。

なので、鼻を高くする。
と言う希望で来られても、全く異なる手術を相談し行うこともあります。

特に鼻の手術は、きちんと問診を行ってから決めていきます。
全体のバランス。
が一番大事です。
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インプラント、取りたい人。入れたい人。

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鼻のインプラント
入れたい人もいれば、抜きたい!!と来院される方もいます。


海外で挿入されていた巨大なインプラント・・・


鼻尖が膨らんでいるタイプなどいろんな形がありますよ

抜きたい人には2パターンあります。
長期経過と。短期経過型。

昔入れていたが、皮膚が薄くなってきたことで鼻の先が赤くなってしまって、抜かざるを得なくなった人。
あるいは、長年のカプセル拘縮によって歪みが出てしまう方。
ただ。。。
皮膚が薄くなって赤みが出てる人。
意外と本人が気づいていないパターンが多いです。
顔や目など他のことで相談に来た時に、私から鼻のインプラント抜かないと危険ですよ。
とお伝えすることがあります。
抜きたいというよりは、抜かざるを得ないということです。
その場合は、ただ抜くのか、鼻尖形成や新しいインプラントへの入れ替えなどを相談します。
大体、鼻先が赤くなっているパターンのインプラントはL時型や、先端が非常に分厚いものになっているため、
鼻先は薄いインプラントに入れ替え、鼻先のボリューム自体は耳介軟骨など自家組織で置き換えるのがおすすめです。
インプラントを使用せず、肋軟骨など自家組織に置き換えることも可能ですが、なかなか年齢的にハードルが高いと思う方も多いのでそこも相談ですね。

もう一つのパターンは。。。
入れたけど、真っ赤に腫れている。痛みが出ている。
など症状を伴って来院される方です。
最近では海外でいれてきた。
という人も多くなってきましたね。
症状を伴っている方は、とにかく早めに抜きます。
なんなら緊急手術で抜いてしまいます。
再建は症状が落ち着いてきてからとなります。
海外で入れて2週間目で抜く必要があった方もいました。
ちゃんとどこでやるかは十分考えてね。
身体に異物を入れる場合は、アフターフォロー重要ですよ。

色々なパターンがありますが、基本的に胸も鼻もインプラントは自家組織ではないので
長期経過メンテナンスは非常に重要です。
当院も県外から手術に来られ、経過を見ていない方もいらっしゃいます。
時々来院してくれると嬉しいです。
いつでも待ってますよー
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鼻を高くしたい! インプラントってどんなの?ヒアルロン酸?

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鼻を高くしたいけど、インプラントって実際どんなの?
手術はちょっと怖い。。。
ヒアルロン酸とどう違うの?
などいろいろと皆様悩まれているかと思います。

ヒアルロン酸はとにかく、気軽に行えるという点がいちばんの魅力ですよね。
ヒアルロン酸も昔に比べると、種類が色々と選べるようになったので、自然な形で鼻を高くしたいのか、インプラントのようなぱすんっとした感じで高くしたいのかを選べる時代になっています。
なので、昔ほどインプラントでなければ綺麗な鼻にはならないというわけではないと思います。
ただ、吸収性なので定期的にメンテナンスをする必要があることと、いれすぎると横に幅が広がったりしてしまうのでいれ方はとても重要です。
当院では1mlを一気に入れることはありません。
皮膚が伸びて馴染んだことを確認し、少しずつ高くしていくので一回に入れる量はほんの少しです。
それでも鼻の変化は十分起こすことができます。

さて、インプラントですが、昔と比べるとだいぶ変わってきています。
昔のシリコンは硬くて、ごつくてというイメージでしたが、今のシリコンは柔らかいです。
鼻先を高くしたい方は、L型インプラントを入れたりする時代もありましたが、今はほとんどI型で、鼻先は自分の軟骨で形成するというのが一般的です。
なぜL型を使わなくなってきたかというと、鼻先の歪みを生じたり、将来的に皮膚に負担がかかり皮膚が薄くなることでインプラントが露出したり、、など怖い合併症にみまわれるリスクが高いからです。
なので、鼻先にはなるべく負担をかけないようにI型を挿入し、鼻先が必要な方には鼻尖形成を行うことをオススメします。
インプラントはずっといれておけるのか?という点においては無理のない挿入であればおそらく問題ないと思います。
稀に10年20年すればインプラントの被膜(インプラントの周囲にできる自分の組織)が石灰化する(硬くなる)という現象がありますが、全員に認められるわけではありません。
ただ、5年もあればインプラントの質も大きく変わる可能性があるので、10、20年後などにはさらに進化したインプラントが存在しているはずなので入れ替えを含め主治医と相談するのもありです。
そういう意味では、将来的にもちゃんと相談できるクリニック選び重要かもです。

今のインプラントは ものすごい種類があるので、当院ではほぼオーダーメイド式に選んでいただいています。
何十種類もあるインプラントから本人の希望の一本を相談し、見つけ出します。
鼻先を高くしたいのか、鼻背を高くしたいのか、鼻全体を高くしたいのか、どれくらい高くしたいのかなどを相談し決めていきます。
そして、そこからもちろん相談の上本人にインプラントを選んでいただきます。

時々私のお勧めと、本人の希望が違う場合があります。
その場合は、候補のインプラントを数種類オーダーします。
(そういう意味でも、カウンセリング当日手術は基本的にはできません。)
そして、術中にまずは本人の希望のインプラントを挿入し、確認してもらいイメージどうりであればそれでOK。
ちょっと違うぞ。ということであれば、私のお勧めのものを挿入し、確認してもらう。などという流れです。
それでも違う場合は、すこしずつ削って形を整えるということになります。

そうですよ。局所麻酔なので実際に座って鼻の高さや形を見てもらえます。

そうはいってもやはり高いものをいれたい!!という方は非常に多いです。
気持ちはわかります。
ヒアルロン酸よりもインプラントと決めている時点で相当な決意をされているかと思います。

一般的なインプラントは
こんな感じで鼻先側が非常に薄いです。
大体鼻背側が4,5mm で鼻尖側が2,3mmなどが人気ですね。



ただ、やっぱり時々ゴツいのをいれたい!!という方もいます。
いや、実は時々ではなく、結構います。。。
昔ながらのインプラントですよ。とか、
露出するリスクや、将来的なリスクが高いこともお話するんですが、大体みんな
「何かあれば先生のところにくればいんでしょ?やってください。」
と手術を希望されます。
信頼されているのはありがたいですが、本当に皆のことを心配しているのでなにかあったらちゃんときてくださいね。
というわけで、こういう形のものもあります。
(流石にLはいれません)



1度目の手術で5,6mm を超えるのはすこし日本人には厳しい印象です。
鼻骨の骨膜の下にいれるため、骨膜が伸びるのにも限界があるので。。
あまり無理をしないように計画しましょう。

さて、それ以外にも自家組織による鼻を高くする方法もありますが、一般的には上二つかな?
色々とお伝え切れないこともありますが、鼻は奥が深いので十分に考えて処置を受けましょうね。


 
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鼻は奥が深いのです

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「目は書いてくれるのに鼻は??」
 と思われている方多いでしょうか。
鼻はなかなか奥が深いので書きにくいのです。。。

主張がしっかりしているタイプはまだ良いのです。
「鼻を高くしたい」
「小鼻・鼻の穴を小さくしたい」
「鼻先をスッキリさせたい」
「鼻先をこんな形で高くしたい」
「ここのでっぱった骨を削ってほしい」
など、具体的にどうしたいかを述べられる方はその希望にあった方法を説明し、一緒に相談していく形となります。

ただ、漠然とした訴えの場合が難しい。
「とにかく、この鼻が嫌いなんです」
「女(男)の子らしい鼻にしてほしい」
「鼻の存在を消してほしい」
「なんか鼻がぼてってしてませんか?」
など、印象を直接伝えてくる方もいます。

こういう場合は、実際にどうすれば自分の鼻を好きになれるのか、コンプレックスが消えるのかを噛み砕いて理解していく必要があります。
そういう方に限って、「先生のいい感じにしてくれれば良いです。」とおっしゃってくださる方が多いのですが、鼻で悩んでいる方はちゃんと相談して決めないと満足感が足りない可能性があります。
なんとなく嫌という感情を、好きにするのはなかなか難しいので人任せではダメです。

本当に鼻自体を変えるためには、骨きりや鼻中隔延長、鼻尖形成、隆鼻、鼻翼縮小などを組み合わせて行うことも可能ですが、本当にそこまでしなければいけないのか?
どこをどう改善させると前向きになれるのか。など慎重なカウンセリングが必要です。

そのため、鼻の手術はカウンセリングと同日手術は行なっていません。
十分なカウンセリングを行なったのちに、手術を決定していくことをオススメしています。
ヒアルロン酸隆鼻は、カウンセリングと同日でも大丈夫ですよ。
手術はちゃんと考えて、決断して決めましょう!
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